ふと、思い出すとぽっかり暗い、暗い穴の淵に立っていて。
忘れようとして、忘れようとした疵口に引き摺られそうになる。
最近、そんな日がある。
今、幸せ。
生活が充実して自分が充実して。
そういう時に思い出す悪夢(ユメ)。
幸せだからこそ思い出すこと。
いつまでも引き摺った気持ちがあることは苦しい。
けれど、それがなくなったらもっと苦しいかもしれない。



…2年前の同僚の死の命日が近づいています。
亡くなった彼ととうとう同じ年になってしまいました。



今は、唯。
この疵口がおかしな方に開かぬように、
穴に落ちぬように、
先を見つめることが、
大事、
かもしれない。


今日の日記はちょっとダークだね。